文在寅を喜ばせる“媚韓派”の鳩山元首相による、耐えがたい「日本叩き」

国際 韓国・北朝鮮

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どこの国の政治家なんですか?

 10月10日、北朝鮮の金正恩が労働党創建75周年行事で、経済制裁、新型コロナ、台風被害の「三重苦」を謝罪し、涙を流したことについても、鳩山氏は「一国の指導者が約束を果たせず国民に謝罪して涙することは滅多にないことだ」とツイートし、併せて日本と米国を批判している。

 そもそも金正恩が涙した場所は、天文学的な金銭を投じて開発した新型兵器を紹介する大々的なイベントにおいてだった。

 涙で終わらせるのではなく、鳩山氏のように土下座して「私を信じている人民に心から申し訳なくお詫びする」と述べても良さそうなものだが、本当に謝罪する気などさらさらなかったのだろう。

 ひるがえって鳩山氏にはどこの国の政治家なんですか? と率直に問いたくなるし、ここまで日本叩きに徹するのを見るにつけ、このような元首相を戴く日本の不幸を思うばかりだ。

 金正恩は終始、自国民との約束を守らず、彼らを貧困と暴力、独裁で封じ込めてきたし、父・金正日が日本人を拉致したことは小学生でも知っている話だろう。

 とはいえ、人は見たいものしか見ないというから、鳩山氏もきっとそうなのだろう。

韓永(ハン・ヨン)
日韓関係、韓国政治・時事専門ライター

週刊新潮WEB取材班編集

2020年12月6日掲載

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