「半沢直樹」ファンに朗報 「続編」放送までさほど時間はかからない理由

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「シーズン1」から「2」まで7年要したのは、芸能界のドンの機嫌を損ねたから

 去る9月27日に大団円を迎えた「半沢直樹」。早くも「シーズン3」を待ち望む声があがっているが、「1」から「2」まで7年弱かかったことを考えると、そう簡単に「3」が実現しそうにはないと見た方が普通だが……。

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「半沢直樹」は良くも悪くも、芸能界のドンの意向が全てのドラマである。

 ドンとは言うまでもなく、主演の堺雅人(46)が所属する田辺エージェンシーの田邊昭知社長(81)だ。

「ザ・スパイダースのドラムでリーダーだった田邊さんは、他にドンと呼ばれる芸能界の超大物よりも作り手としてのこだわりがあります」

 と話すのは、TBS関係者。

「堺雅人さんが主演する『半沢』もご多分に漏れず、シーズン1では視聴率がうなぎ登りになって社会現象になるにつれ、ドンの思い入れも強くなっていきました」

 それは監督を務めるTBSの福澤克雄氏にとっても同じで、

「ジャイさん(福澤氏の愛称)は表に出て半沢についてあれこれと語ったんですね。それが田邊さんは気に入らなかった。ジャイさんが“半沢はオレのドラマだ”とベラベラ喋っているようにとらえてしまったんです」

「本来なら、シーズン2は1が終わった2年後の2015年にやる予定だったんですが、ドンの機嫌を損ねた結果、どんどんズレて行くことになります」

「その間、堺雅人さん主演で『医療ものドラマ』をTBSから提案したものの、フラれています。世間でも、“いよいよ半沢が”というような報道が繰り返されたと思いますが、TBS内部では、ヘソを曲げてしまったドンを“どう気持ちよくさせるか”に腐心してきたわけです」

 そんな中、転機が訪れた。

帯番組を失った弱みから…

 芸能関係者によると、

「所属タレントタモリの『笑っていいとも!』が2014年に終わったのが大きいようですね。その後に同じフジテレビでやった『ヨルタモリ』も短命で終了しました」

「NHKの『ブラタモリ』は好評ですが、帯でもなく断続的な展開ですし、NHKだからギャラの面では多くは望めない。要するに、帯番組とかお茶の間の顔となる番組を失ったりして、田邊さんとしてもあんまり無理は言えなくなっていったということでしょう」

「田辺エージェンシーで『通常稼働』しているのは、堺雅人、夏目三久、そしてタモリです。夏目の『あさチャン!』は数字がずっと悪いと言われている中でTBSとしては彼女を切る判断がないわけではなかったけれど、『半沢2』実現のためにそんなことは絶対できなかった」

 その一方で、

「田邊さんとしても、あんまり無理ばかり言うと得られるものも得られなくなるということなのかもしれません。それで『半沢2』にゴーサインが出たと聞いています」

「それでも、夏目三久がセリフなしで出演するあたり、夏目をネコ可愛がりする田邊さんらしさが出ていて、よく言えば昔の芸能界風、悪く言えば傲慢さが見て取れますね」

 今回の「半沢2」は「1」には及ばないものの、他のドラマを圧倒する視聴率をたたき出している。当然「3」は想定の範囲内だろう。

「そうですね。新たに帯番組とかを展開できれば話は別ですが、田邊さんとしても夏目の『あさチャン!』を失うわけにはいかないので、そうゴネてもいられない。『半沢3』なのか映画版なのかスペシャルなのか形はわかりませんが、何らかの形で実現するでしょう。それまではTBSと田邊さんは一蓮托生なんです」

週刊新潮WEB取材班

2020年9月28日掲載

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