剛力彩芽、退所の真相 「ZOZO前澤」と「古賀会長」の間で揺れ動いた思いとは

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「古賀組」の自負

 8月31日、剛力彩芽(28)は所属する「オスカープロモーション」からの独立を発表。しかし、自らを育て上げてくれた同社の古賀誠一会長への思いは強く、最後まで退所への葛藤を抱き続けていたという。最終的に彼女を後押ししたものとは何だったのか。

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 剛力の知人が明かす。

「彩芽は、古賀会長が本当に好きなんです。自分を見出し、育ててくれた会長への敬愛の念は深い。だから、退所すると決めても最後まで会長と袂を分かつことについて悩み、苦しんでいました。ただそれにも変化が生じた。メディアで報じられているように、古賀さんが社長から会長となり、かわって会長の娘夫婦が事務所の実権を握っています。つまり彩芽にとって、事実上、“オスカーの古賀社長”はいなくなってしまった。こんな事情も彼女の決心を後押ししたんだと思います」

 芸能事務所「ショートカット」はZOZO創業者の前澤友作氏(44)の“後方支援”を得て立ち上げられた。

 端的に言えば、剛力の胸の内は、手を携えて生きていこうとする相手と古賀会長、二人の男の狭間で揺れ動いた末、前者を選んだのだ。先の事情通は次のように語る。

「剛力さんがオスカーの看板となることができたのは古賀会長が目をかけたから。オスカーのタレントも社員も、そして剛力さんも“古賀組”を自負して歩んできたわけです。昔は何かあれば、“古賀が右と言えば右、左と言えば左”でした。ところが3年前から娘夫婦が財務に入って経理を掌握し、会長がその意向を尊重しはじめた。会長が右でも、娘夫婦が左なら、会長も左を向くようになったのです」

藤田ニコルも条件闘争

 その元凶が古賀会長の娘婿である堀和顯(かずあき)専務であることは、週刊新潮が再三報じてきた通りだ。堀専務が古賀父娘の威光を笠に着て、パワハラなど好き放題ふるまう状態に、タレントや社員は愛想を尽かしたのである。加えて事情通は、

「古賀会長にとって、“愛娘”の退所が続くのは辛いでしょう。しかし会長は強がって“一人二人辞めようが、また新たにスターを作ればいい”と言っているようです。しかしもう手遅れですよ。“稼ぎ頭”の藤田ニコルはギャラの配分をめぐり、弁護士まで入れて事務所と条件闘争しています。これがこじれれば、彼女も退所する可能性がある。それに紫吹淳も、退所を前提に協議中です。もはや古賀さんの求心力もない。他のタレントも雪崩を打つように去って、オスカー帝国が崩壊していくでしょう」

 古賀会長に「さよなら」を告げ、今後、彼女は前澤氏とどんなドラマを紡ぐのか。

週刊新潮 2020年9月10日号掲載

特集「『剛力彩芽』オスカーにさよならの胸の内」より

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