田中みな実の仕事選びにTV関係者「したたかで上手い」

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  2020年はこのまま、田中みな実の年になりそうだ。写真集の発行部数が60万部を突破、中吊り広告からテレビCMまで大展開している。

「写真集の歴代ランキングで上にいるのは、宮沢りえの『Santa Fe』と菅野美穂の『NUDITY』くらい。写真集の歴史に名を刻んだ偉業といえるでしょう」(出版業界関係者)

 ここが勝負所と踏んだのか、田中は女優業にも本格的に参戦していく模様だ。

「浜崎あゆみの自伝的小説『M 愛すべき人がいて』が、テレビ朝日系の土曜深夜枠で4月からドラマ化されることになりました。これに田中もキャスティングされていて本人もオファーを受けたと聞いている。役柄はエイベックスの松浦勝人(まさと)会長の秘書役なんだとか」(テレビ局関係者)

 しかし、原作に松浦の秘書は登場するものの、浜崎と松浦の交際に反対していた人物として触れられる程度で重要な存在ではない。

「ドラマは田中旋風を受けて、原作よりも秘書の登場度合いを増やす方向で話が進んでいるようです。主役の浜崎役がまだ無名の歌手ということで、脇を固める必要があるのでしょう。松浦役は俳優の三浦翔平で決まっています」(同)

 どの業界も、今年は田中熱にあやかりたいということだろう。他のテレビ番組からのオファーもひっきりなしのようで、

「田中が好んで受けるのは自身がクローズアップされる密着モノやインタビュー系の番組です。好感度に直結し、放送後、話題にもなりやすい。したたかで上手い選択です。現在、各局の有名番組が彼女に密着しているので、今後さらにテレビでの露出が増えるでしょう」(同)

 向かうところ敵なし。

週刊新潮 2020年2月27日号掲載

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