「強欲な独裁者」ゴーンが付け入った「社長絶対」の日本型会社風土

社会 Foresight 2020年1月14日掲載

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 「私は強欲でも独裁者でもない」――。

 保釈中に国外に逃亡した日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告は、1月8日にレバノンの首都ベイルートで開いた記者会見で、繰り返しこう述べた。

 本当にゴーン被告の起訴容疑である有価証券報告書への「報酬の過少記載」や、会社のカネを私物化した「特別背任」は、当時のゴーン会長を追い落としたかった西川廣人社長(後に辞任)らの陰謀によるクーデター、でっち上げで、ゴーン被告は「無実」なのだろうか。

 保釈の条件を破り、不正な手段で出国したことには、日本人の誰もが許せない気持ちに違いない。...

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