松田聖子、神田沙也加に愛人・ジェフ君を「パパ」と呼ばせ…今も残る母子のシコリ

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五輪で国家独唱を

 破局原因の一つと目された“ジェフ君”だったが、その後、彼と結ばれたわけではない。別の白人ダンサーとの“二股不倫疑惑”が持ち上がり、彼とも長くは続かなかった。結局、彼女が再婚相手に選んだのは歯科医の波多野浩之で、

「会った瞬間、ビビビときた」

 というコメントを、神田との離婚から1年4カ月後に公表。“ビビビ婚”の流行語も生んだものの、00年に2度目の離婚に至っている。

「波多野さんとの離婚後、ミュージシャン・原田真二との熱愛が報じられましたが、元スポーツトレーナーの男性を見初め、マネージャーに据えるようになります。一方で04年、沙也加に12歳年上の男性との交際が発覚すると聖子は交際に猛反対。母娘関係が決定的にこじれてしまった。沙也加からすれば、“お母さんばっかり自由に恋愛できてズルい”となるのも当然。結局、沙也加は芸能活動の休止を余儀なくされ、生活費の仕送りも止められてしまうほどの事態になりました」(前出デスク)

 長く断絶が続いたが、11年には紅白で母娘デュエットを実現し、和解を演出した。とはいえ、17年に沙也加が俳優の村田充と結婚した際には、結婚式及び披露宴に聖子は不参加。

「今に至るまで、彼女は娘の結婚にきちんとコメントをしておらず、母娘のシコリは残っているはず」(同)

 もっとも、彼女が抱える葛藤は一つではない。実の母との間にも……。

「聖子は歯科医で慶応大学准教授の男と3度目の結婚をしています。12年、50歳の節目ですね。一方でその後もかねてから噂になっていたマネージャーの男性とのただならぬ関係がささやかれました。実際、14年には母親と二人三脚で運営してきた個人事務所を退所し、そのマネージャーの男性と新事務所を立ち上げています。その頃、母親が娘の家を出たこともありました」(同)

 傘寿を過ぎた母親が家出とは穏当には聞こえないが、昨年になって両者は和解。差し当たって、彼女のそばには実母が付き人のように寄り添っているという。そこには、さる芸能事務所幹部が言うように、

「聖子は“東京五輪で国歌独唱をしたい”と話している。その目的のために少なくとも、聖子夫婦と母は一致団結しているんです」

 といった共通の目標があるようだ。

(文中一部敬称略)

週刊新潮 2019年4月25日号掲載

特集「『貴乃花』家族和解でひもとく有名人『骨肉の争い』」より

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