沢村一樹「刑事ゼロ」好調でシリーズ化? 「水谷豊」と「内藤剛志」の気になる実年齢

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刑事ドラマばかりのテレ朝

 評判がいいのは結構だが、テレ朝にとってはただでさえ多い刑事ドラマである。こんなに増やしてどうするのか。

「いえいえ、テレ朝にとっても願ったり叶ったりでしょう。早くも“長期シリーズ化”の声が出ていると聞きます。確かにテレ朝には、『相棒』や『警視庁・捜査一課長』など刑事ドラマの人気シリーズが多いのですが、水谷豊さんは66歳、内藤剛志さんだって63歳です。本来なら、とっくに定年のお年頃なわけです。新たな刑事モノは欲しいところでしょう」(同・他局プロデューサー)

 さらに木曜ミステリーという枠の問題もあるという。

「テレ朝は、昨年1月期は17年10月から2クール連続続いた『科捜研の女』SEASON17、4月期は『捜査一課長』season3、7月期は『遺留捜査』第5シリーズ、そして10月期にまた『科捜研』SEASON18と、1年4クールを3本で回していたわけです。そこへ1本、新たなシリーズができれば、テレ朝にしても東映にしても助かるでしょう。東映は脚本家も数多く確保していますし、すぐにスケジュールを押さえられますからね」

 しかし……、

「テレ朝は4月からの木曜ミステリー枠を、1年通して『科捜研』でいくと発表したばかり。その間、『捜査一課長』と『遺留捜査』をどうするかですね。木曜日のテレ朝は、20時からの“木曜ミステリー”と、21時からの“木曜ドラマ”と、ドラマ枠が続きます。木曜ドラマのほうには『ドクターX~外科医 大門未知子~』と『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』の米倉涼子(43)の枠があるわけですが、彼女は『ドクターX』はやりたくないと言うし、『リーガルV』も続編があるのか未定。それに2月3日に放送され米倉が主演したスペシャルドラマ『疑惑』の視聴率は11.2%、“視聴率女王”の名を危うくさせています。この枠には米倉意外に人気シリーズがないのです。木曜ミステリーは4月からの1年は埋まっていますから、木曜ドラマに刑事ドラマを回すことだってあり得ます。『刑事ゼロ』のシーズン2が木曜ドラマ枠で始まるなんてこともあるかも――」(同・他局プロデューサー)

週刊新潮WEB取材班

2019年2月21日掲載

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