モリカケの次は統計不正 それで得をするのは誰なのか

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今度は統計不正問題

 厚労省をはじめとした省庁の統計不正問題が、今国会での重要テーマとなっている。政策などさまざまなことの基本となる統計がいい加減なのは許されることではないのだろうが、一方でこれが野党の攻撃材料となっていることには違和感を持つ向きも少なくない。不正が始まったのは昨日今日ではなく、民主党政権時代も同様だったからだ。

 不正発覚後の対応の拙さについては議論がわかれるにせよ、冷静に見れば、自民党も公明党も民主党もみんな役所に騙されていた、というのが実態。

「一緒に問題を解決しよう」というほうが自然であって、現政権攻撃のネタにするのは何だかちょっと……というのが違和感の正体だろう。...

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