「徳永有美」報ステ復帰は大博打、ほくそ笑むテレ朝「大幹部」と「小川彩佳アナ」

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徳永=出世vs小川=降格という見方もあるが……

 早河会長は報道畑を歩み、85年に久米宏(74)の「ニュースステーション」で初代プロデューサーを務めたことでも知られる。09年に初の生え抜き社長に就任し、テレビ朝日の視聴率を劇的に改善させた手腕は高く評価されている。

「テレ朝が内村さんとの関係を深めようとして徳永さんの起用に踏み切ったとの報道がありましたが、正鵠を得ているとは言えません。実はシンプルな話で、早河社長は徳永アナを買っているんです。内村さんとの不倫が明らかになり、『スーパーモーニング』や『内村プロデュース』、そして『世界水泳』のキャスターも降板が決まりましたが、復帰は04年、『報道ステーション』のスポーツコーナーです。早川さんが『俺は徳永を評価している』というメッセージなのは言うまでもありません。それが今も続いていると見るべきでしょう」(同・関係者)

 それでも徳永アナの能力が高ければ、社内でも擁護する声は増えるはずだが、実情は真逆なのだという。

「私は報道担当ですから、バラエティのことは分かりません。ただ、ニュースキャスターとしての彼女は、ダメなタイプだと思っています。そもそも取材が熱心だとか、問題意識が高いとか、ニュース向きの素顔を見たことがありません。さらに重要なことですが、現場の記者が原稿を書く時、『ミスかもしれないという指摘』とか『主犯だとされる容疑者』といった曖昧な表現を使うことがあります。正確な報道のためには、ぼかすことも必要です。ところが徳永アナは、原稿を読む際、勝手に『ミスの指摘』とか『主犯の容疑者』と断言してしまうんです。これでは誤報になるケースもあるので、現場記者の評価は正直言って、あまり高くはなかったのです」(同・関係者)

 今の「報道ステーション」は視聴率10%台をキープしており、優等生の評価を受けている。このスキャンダラスなキャスティングで、さらに注目を集めるのか、それとも視聴者の離反を招くのか、報道番組にしては相当なギャンブルに打って出たと見るべきのようだ。

 一方、そんな「報道ステーション」からの離別を、実は大歓迎しているのが小川アナだという。

「小川アナは逆に報道が大好きなタイプです。特に07年から10年まで『サンデープロジェクト』の司会を務め、ここで田原総一郎さん(84)に評価され、薫陶を受けています。彼女が少し反権力的なのも師匠譲りですが(笑)、実は『報道ステーション』で富川悠太キャスター(41)とは普段、ほとんど口をきかないという関係です。富川アナが『小川は取材ができない』などと人前で批判することも影響を与えていたようです。加えて、櫻井翔さん(36)との破局報道やら、AbemaTVは“都落ち”という風評が集中し、本人は落ち込んでいるというイメージを持っている方も多いでしょう。ところが実際は正反対だそうです。本人は全く気にしていないどころか、内心はガッツポーズくらいの勢いで、新天地でのキャスター生活を楽しみにしているようですよ」(同・関係者)

 株式投資の有名な格言に「人の行く裏に道あり花の山」がある。不倫を成就させた徳永アナは、今でこそ華やかな脚光を浴びている。だが、恋に破れたとされる小川アナのほうが最後には人気を得るかもしれない――というわけだ。果たして徳永株と小川株、来年に高値をつけているのはどちらだろうか?

週刊新潮WEB取材班

2018年8月25日掲載

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