東海道新幹線「のぞみ」殺傷事件が突きつけているもの──発達障害と少年犯罪の関係

社会2018年6月13日掲載

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 またしても不幸な事件が起こってしまった。

 6月9日に発生した東海道新幹線「のぞみ」内での死傷事件。小島一朗容疑者(22)は、ナタで2人の女性を傷つけ、止めに入った男性をナイフでめった刺しにして死亡させた。

 毎日新聞の報道によれば、小島容疑者の生育歴は、やや特異なものである。中学2年生のころ、「授業についていけない」などの理由で不登校になる。両親との折り合いも悪くなったため愛知県一宮市の実家を出て、県内の生活困窮者の支援施設で約5年間暮らした。

 施設から定時制高校に3年通い、卒業後は名古屋市内で1年間職業訓練を受けた。...

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