記者を「あんた」呼ばわりする男 麻生財務相は なぜ人を不快にさせるのか
問題発言の「総合商社」
毎日新聞(電子版)が5月13日に報じたが、共同通信が5月12、13日に実施した世論調査で、麻生太郎財務相(77)は「辞任すべき」との回答は49.1%に達したという。
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辞任賛成と反対が拮抗し、世論が二分している――というわけではないだろう。麻生大臣の問題発言が相次ぎ、嫌忌する有権者が徐々に増えてきているに違いない。振り返ってみると、以下のような具合だ。
◆「福田(前事務次官)の人権は無しってことですか?」(4月17日)
◆「(福田氏が被害女性に)はめられて訴えられているんじゃないかとか、世の中に意見もある」(4月24日)
◆「『セクハラ罪』という罪はない」(5月4日)
こうして並べてみると、文字通りの「問題発言製造マシーン」だ。世論を逆撫でする主張を順調に積み重ねていく様子は、もはや感心してしまうレベルに達している。
ところで、麻生大臣がマスコミの取材に応じる際、記者を「あんた」と呼ぶ場面が少なくないことをご存じだろうか。
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