武井咲の轍を踏まなかった佐々木希 妊活で根回し

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ギャラが3〜4割増し

 とはいえ、ある出来事を機に佐々木も考えを軟化させたようだ。

「昨年9月に業界のルールを破って、EXILEのTAKAHIROと武井咲がデキ婚しました。その結果、決まっていたドラマがパアになり、CMにも影響が出て業界を大混乱させてしまった。“ああはならないように”と考え、NHKからオファーが来た際に断りを入れたというわけです」(同)

 妊娠に向けて根回しを着々と進め、発表の数日前に、“いま3カ月で、まだ安定期ではないのですが”とNHKに打ち明けてもいるというから、“先輩”とは大違い。同じ轍を踏まなかったことが、今後の仕事にもプラスに働きそうだ。

 アイドル評論家の中森明夫氏が言う。

「女性からの支持獲得には、恋愛、結婚、妊娠という手順を守ったかどうかが影響しますから、デキ婚でなかった佐々木のイメージは上がるでしょう。産後は、ママタレとしてファミリー層にアピールして行くのでは」

 また、テレビ関係者は、

「子育てしながらですと、拘束時間の長いドラマより、ママタレとして活動する方が向いています。しかも、ママタレとしてバラエティ番組に出演すると、子育ての写真や夫婦喧嘩の話など、通常よりプライベートの部分が求められるため、ギャラが3〜4割跳ね上がるんです。彼女の場合、決して演技が上手いとは言えないため、女優よりもママタレのほうが向いているでしょうし、飛躍も出来るはず」

 夫婦でお茶の間に登場する機会が増えそうなのだ。

週刊新潮 2018年3月15日号掲載

ワイド特集「グレイテスト・ショーマン」より

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