「東ドイツ」製作の映画が上映 反体制での“禁止映画”も

映画週刊新潮 2016年12月1日号掲載

 1990年10月の東西ドイツ統一から、はや四半世紀以上が経つ。

 東ドイツは映画大国だった。占領下の46年から国が終焉する90年までDEFA(デーファ)という唯一の公式映画製作機関が、7000本以上の作品を手がけてきた。社会主義体制ならではの仕組みだ。

 このDEFA創設70周年にあたり、東京国立近代美術館フィルムセンター(東京・京橋)で22本の長編のほか、ドキュメンタリー、短編アニメが上映される(11月29日から12月25日まで)。

「東ドイツを題材にした映画は、監視社会の実態を描いた『善き人のためのソナタ』や急速な西側化をユーモアを交じえて捉えた『グッバイ、レーニン!』のような話題作があります。

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