新体操フェアリージャパン アイドル選抜のような“山崎基準”
ロンドンから1つ下げ、今回は団体8位に終わった新体操「フェアリージャパン」。手足の長い女の子たちが優雅に跳ね回る姿は、通常の体操競技と大いに趣を異にするが、山崎浩子強化本部長率いるチームには、“独自基準”があるという。
***
新体操に詳しいスポーツライターが言う。
「2004年アテネ大会の出場を逃して危機感を募らせた体操協会は、かつて引き起こした統一教会問題が一段落した山崎さんにチーム再建を委ねたのです」
改革はさっそく始まった。
「世界の強豪に伍していくため、05年、強化選手の選考方法にオーディション制を導入しました。...