初来日のルノワール作品 120億円「死んだときには一緒に焼いて」作との関係も

アート週刊新潮 2016年5月5・12日ゴールデンウイーク特大号掲載

 やはり、名画には謎がついてまわるものなのか――。

 4月27日から六本木の国立新美術館で「ルノワール展」が催されている。担当する学芸員の横山由季子氏によれば、

「ルノワール人気が高い日本にも多くの作品がありますが、代表作がまとまって来る機会はありませんでした。今回はオルセーとオランジュリー美術館の所蔵品によりそれが実現しました」

 目玉となる初来日作品は《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》である。

「全体に青みがかった色彩と見る人を招き入れるような構図が特徴的。

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