普天間地権者が所有地を誇大申告? 主張通りなら「基地は海岸に飛び出る」面積 〈沖縄県民も知らない「普天間基地」裏面史(2)〉

社会週刊新潮 2016年1月21日号掲載

 沖縄在住のジャーナリスト・惠隆之介氏がレポートする普天間基地と住民の知られざる歴史。前回は、最悪の経済環境下にあった普天間の住民が、沖縄戦をきっかけに、地代と営農収入の“二重取り”という生活手段を得たことを紹介した。その後、朝鮮戦争の勃発と米海兵隊の沖縄移転を受け、米国民政府(琉球政府の上部組織)が、軍用地の一括買い上げを発表。戦前の地価を反映した地代を算出し、1954年から接収が始まったが……。

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 一方、琉球立法院(現在の沖縄県議会)は猛反発。

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