「タカラジェンヌなら誰でもよかったのでは」宝塚出身の夫人が語る「野坂昭如」との家庭生活

文芸・マンガ週刊新潮 2015年12月24日号掲載

 テレビの黎明期から才覚を現し、1967年に『アメリカひじき』『火垂るの墓』で直木賞を受賞。独特なリズムの文体と破天荒な振る舞いで唯一無二の存在感を放った野坂昭如さんが9日、85歳で旅立った。愛妻の暘子(ようこ)さん(74)が、売れっ子作家との出会いと暮らしを振り返った。

 トレードマークのサングラスをかけて棺に納められた野坂さんは、12日の午後、都内で荼毘に付された。53年連れ添ってきた暘子さんが初めて出会ったのは、宝塚歌劇団に在籍していた頃。その時もやはり、同じ姿で現れたのだという。

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