【「田中角栄」追憶の証言者】常勝「田中王国」を支えた究極の組織選挙と地元愛――元越山会メンバー

政治週刊新潮 2015年12月17日号掲載

 史上最強の後援会と謳われた「越山会」は鉄の結束を誇り、最後まで「田中王国」を支え続けた。その凄まじいまでの組織選挙と、角栄が見せた地元愛について越山会メンバーが語る。

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「言うなれば、あの頃の新潟県民は田中角栄という“本尊”に、自分たちの夢を託していたわけです」

 そう述懐するのは、角栄と同じ刈羽郡(現・柏崎市)出身の三富佳一新潟県議(77)である。

「私が角栄さんと出会った1968年頃、日本は高度経済成長期に沸いていました。しかし、都市と地方の格差は一向に解消されないまま。

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