日本を自爆攻撃から守る防諜組織「警視庁外事3課」

社会週刊新潮 2015年11月26日雪待月増大号掲載

 標的にした相手に巧みに近づき、弱みを握ると恩を着せ、なかば強引に協力者に仕立て上げる。彼らの目的は“逮捕”ではない。テロの情報を先回りして掴み、世に知られぬまま葬ってしまうから、事件が表に出ることは殆どない。それが、国際テロを防ぐ通称「ソトサン」こと警視庁外事3課の仕事だ。

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 日本には10万人を超えるイスラム圏出身の外国人がいると言われている。もちろん、そのほとんどが穏健な信者で、過激な行動もほぼ皆無だ。だが、まれに不穏な人物が入り込んでくることがある。

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