時ならぬ「鳩山一郎」騒動に揺れる南房総「館山市」

社会週刊新潮 2015年11月19日号掲載

“友愛”を唱えた政治家ゆかりの土地が、街を揺るがす騒動の舞台となった。

 千葉県・南房総の館山市議会では、今月9日に「鳩山荘」を当面は売却しないという市の方針が示された。

「鳩山荘」とは、自民党初代総裁を務め、日ソ国交回復に尽力した鳩山一郎元首相が、昭和初期に建てた別荘跡地にある旅館だ。鳩山家は1957年に土地を市に寄贈。建物は新築され国民宿舎として蘇り、15年前に民間へ賃貸する形で「鳩山荘 松庵」としてリニューアルした。が、所有者である市は、今年6月に一般競争入札による借家権付きの売却を発表。

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