【がん診断】唾液の成分から「大腸がん」「乳がん」「すい臓がん」を探り出す方法(2)

ライフ週刊新潮 2015年9月24日菊咲月増大号掲載

 首を傾げたくなる気持ちも分かるが、決して“眉唾”な話ではない。唾液によるがん検査は、実用化に向けた最終段階にあるのだ。費用や手間が省けるだけでなく、これまで至難の業とされてきたすい臓がんの早期発見についても、マイクロRNAと同様に期待が高まっているという。

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 確かに、人間ドックに1日を費やすどころか、注射もバリウムも必要ないとなれば有り難い検査に違いはない。だが、そもそも本当に唾液でがんを発見できるのか。

 慶応義塾大学先端生命科学研究所の杉本昌弘特任准教授が解説する。

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