遺族感情を逆なでして手記の印税1500万円! 気を付けろ! 元「少年A」が歩いている!

社会週刊新潮 2015年6月25日風待月増大号 掲載

 せっかく固まりかけていた「瘡蓋(かさぶた)」を、徒(いたずら)にむしり取る輩が現れた。元「少年A」、またの名を酒鬼薔薇聖斗。沈黙を破り、手記を出したことで世間は騒然となっている。彼が手にする1500万円の印税以外に、出版によって一体何が生み出されるというのだろうか。

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 おい、ちょっと待ってくれよ。何なんだよ、これは。

 その筆先から滴(したた)り落ちる、消すことのできない血の匂いを、日々、平穏に暮らす「我々」に不躾(ぶしつけ)に嗅がせようとする。

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