もうSFではない 米軍「ターミネーター」計画の実態

国際週刊新潮 2015年6月11日号掲載

 自ら敵を探し、仕留めるロボットはハリウッド映画の中のものではなくなってしまった。開発に血道を上げているのは味方に戦死者を出さずに戦争するのが大好きなアメリカである。

 5月27日、英ネイチャー誌上で、ある教授が米・国防高等研究計画局の兵器開発に警鐘を鳴らした。その論文によれば目下の研究には2つの問題点があるという。

「一つは市街地や建物内部をGPSや人間の支援なしに高速で移動し、標的を探索するドローン。そしてもう一つはたとえ通信妨害などにより味方指揮官とコミュニケーションがとれない状態になっても索敵、交戦できる無人航空機です。

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