日本初「春画展」に門戸を開いた「細川護煕」

アート週刊新潮 2015年6月4日号掲載

「義侠心で引き受けた」

 殿としても、元総理としても、似つかわしくない任侠溢るる台詞を発したのは細川護煕氏(77)。

 肥後熊本54万石の大名・細川家伝来の文化財を管理、展示する「永青文庫」(東京・目白)で、「春画展」を開催(9月19日より)することを発表したのである。春画といえば、江戸時代に男女のまぐわいを描いた浮世絵だが、なぜに“殿”が力一杯なのかといえば――。

「春画だけを集めた展覧会は国内初のことなのです。海外で開催されている春画展は非常に高い評価を受けており、日本での巡回を考えていたのですが、国内の美術館にはことごとく断られてしまった」

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