「ダンプ松本」は「実のダメ親父」をぶっ殺すためにプロレスを選んだ

スポーツ週刊新潮 2015年5月7・14日ゴールデンウイーク特大号掲載

 中原中也は『山羊の歌』で、こう告白する。〈酒をのみ、弱い人に毒づいた〉。これだけならまだしも、ギャンブルや女に耽溺した実父を許せなかったのが、女子プロ界を牽引してきたダンプ松本(54)。そして、この伝説の悪役(ヒール)は、ダメ親父をぶっ殺すためにレスラーを選んだと語るのだった。

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「とにかく酒癖が悪くてね。5歳のころ、親戚の葬儀に出かけた際のこと。酔っぱらった父が、バットを持って母を追っかけ回してた」

 と凶事を振り返るのは、ダンプご本人だ。

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