9秒台はお預け! 「桐生クン」実家はトロフィーより空手バカ一代

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 いかな天才スプリンターといえど、全てのレースで“夢の記録”を期待されるのはキツかろう。それでも、桐生祥秀選手(19)は、見せ場なく終わった戦いについて「欲が足りなかった」と率直に振り返った。空手好きの父親に育てられた少年はいま、100メートル9秒台という日本陸上界の宿願に立ち向かっている。

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 今月19日、広島市で開催された「織田幹雄記念国際大会」は、例年とは比較にならないほどの熱気に包まれていた。

 全国紙の運動部デスクによれば、

「桐生選手は先月、テキサス州で行われた大会で、追い風参考ながら9秒87という驚異的な記録を叩き出したばかり。...

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