59年ぶり握手「米」「キューバ」それぞれのお家事情

国際週刊新潮 2015年4月23日号掲載

 まさに「歴史的な握手」と言ってよいだろう。

 4月11日に開かれたアメリカとキューバの首脳会談は、実に59年ぶり。オバマ大統領が生まれた年に、両国は国交を断絶しているのだ。

「親米的だったキューバで革命政権が成立し、61年に断交。62年には核戦争寸前のキューバ危機が発生、82年にはアメリカがキューバをテロ支援国家に指定しています。キューバはキューバで『反米の盟主』を自ら任じ、150キロほどの近さなのに両国は長らく犬猿の仲でした」(国際部記者)

 まさに冷戦の「歴史」だが、にわかの融和に到った背景には、キューバの窮状があることは既に本誌(「週刊新潮」)でも触れている。

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