魔王が嘱託殺人を言い出した「赤とんぼ研究」殺人事件

社会週刊新潮 2015年4月16日号掲載

 被害者は本心から“殺してくれ”と言ったのか――。一般人である裁判員らがそれを判断することになるのだから見物である。共同で赤とんぼを研究していた元福井大准教授の前園泰徳(42)が教え子の菅原みわさん(25)を殺した事件。ここへきて前園は「嘱託殺人だった」との主張を明確にしたが、法廷ではいかなる攻防が繰り広げられるのか。

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「菅原さんから“殺してください。もう無理です”と頼まれた」

 前園がそう述べたのは3月31日。福井簡裁で開かれた勾留理由開示の法廷でのことだった。

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