「高橋ジョージ」「三船美佳」離婚騒動で一席空いた「おしどり夫婦枠」争奪戦

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 離婚確実で芸能人おしどり夫婦ナンバーワンの座から陥落したのは、高橋ジョージ(56)と三船美佳(32)夫妻。芸能メディアの目下の関心事は、次におしどり夫婦枠を獲得するのはどのカップルかということである。そんな中、森三中の大島美幸(35)・鈴木おさむ(42)夫婦が急浮上している。

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「高橋・三船夫妻は離婚調停が不調に終わり、3月にはいよいよ裁判が始まります。おしどり夫婦が離婚したらイメージダウンは計り知れない」

 というのは民放テレビ局関係者である。

「しかも、この夫妻の場合は、2年以上も前から夫婦仲は冷えきり、事実上の別居状態だったといいます。そのくせ、おしどり夫婦として仕事をしていました。詐欺みたいなものです。若い三船はまだ女優としてやり直しができるかもしれませんが、50代半ばで還暦前の高橋はおしどり枠から外れたら、もう仕事はなくなるでしょう」

 芸能界ではおしどり夫婦を売り物にするケースは以前からあった。

「高島忠夫・寿美花代、長門裕之・南田洋子、勝新太郎・中村玉緒などがいます。現在は顔ぶれは違いますが、バラエティ番組などに常に睦まじい夫婦たちが出演し、安定的な人気を獲得しています」

 とは芸能評論家の三杉武氏である。

「今のおしどり夫婦の中には単独では売れない芸能人がセットで売り出しているケースもある。好感度が高ければ、スポンサー企業が目をつけてCMに出演する機会に恵まれたりする。芸能界ではおしどり夫婦はメリットがあります」

 では、高橋・三船脱落で空いた枠にはどの夫婦が入るのだろうか。

「プロレスの佐々木健介・北斗晶夫妻が次のナンバーワンに就くことになりそうです。彼らの好感度を一気に上げたのは、2012年の日本テレビ『24時間テレビ』です。チャリティーマラソンのランナーに起用された北斗を夫が介抱し、子供たちが“お母さん頑張れ”と声援を送る家族愛は、視聴者に強烈な印象を残しました」

 とは芸能記者。

「北斗は現役時代はヒールでならしましたが、結婚後は、夫をしかりつける鬼嫁キャラで有名になりました。鬼嫁キャラは同じ女子プロレスのジャガー横田と被っていましたが、ジャガーが雑誌に医師の夫の不倫を書かれて、おしどり枠から外れてしまったことも有利に働きましたね」

■虎視眈々と

 そんな中、注目されているおしどり夫婦がいる。

「北斗・佐々木夫妻の後を虎視眈々と狙っているのは、お笑いタレント・森三中の大島美幸と放送作家の鈴木おさむ夫妻です。大島は“妊活”を宣言して、仕事をセーブして子作りに励んできましたが、このほどその努力の甲斐があって妊娠したと発表しました。美談仕立てが功を奏し、一気におしどり夫婦枠に入りそうな勢いです」

 こう言うのは先の三杉氏だが、芸能デスクは言う。

「すでに大島の出産に密着してドキュメンタリーにしようと画策しているテレビ局もあります。今後、争奪戦が激しくなりそうです」

 他のおしどり夫婦たちも安閑としてはいられない。

「ワイド特集 狭き門より入れ」より

週刊新潮 2015年3月5日号掲載

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