再高騰で「東京五輪」までに1.5倍になるゴールド投資のリスク

ビジネス週刊新潮 2015年2月19日梅見月増大号掲載

 もはやゴールド投資の時代は終わった――。昨年まで実(まこと)しやかに囁かれたそんな声も、鳴りを潜めつつある。再び上昇局面を迎えた“金”は、やはりカオスの時代に相応しい投資先なのだろうか。

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 1月21日、貴金属大手・田中貴金属工業は、金の小売価格を1グラム当たり5344円(税込)に設定した。第2次石油ショックによって景気不安が列島を覆った1980年に迫る、約35年ぶりの高値だという。

「直接的な原因は、円安とスイスフランの急騰によって金融市場に衝撃が走り、安全資産の金に買いが集中したこと。

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