「イスラム国」で10カ月捕虜だった「フランス人」の証言「同房の捕虜が処刑の日」

国際週刊新潮 2015年2月5日号掲載

 残虐の限りを尽くすイスラム国においては、戦闘員のみならず人質の国籍もまた多岐にわたる。ひとたび囚われの身となれば、どのような仕打ちが待ち受けているのだろうか。命からがら解放された元人質のフランス人ジャーナリスト、ニコラ・エナン氏(39)が、10カ月間に及んだ恐怖生活を明かしてくれた。

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「私を捕まえたのは、今回日本人を人質にしたグループと同じです。映像で英語を喋っている男(通称「ジハーディ・ジョン」)が、刑務所での“世話係”でした」

 そう話すエナン氏は、2013年6月、取材のためイスラム国の「首都」ラッカに滞在していた。

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