マグロを殺したのは誰か 都立「葛西臨海水族園」の怪

IT・科学週刊新潮 2015年2月5日号掲載

 昨年10月10日、東京・江戸川区にある葛西臨海水族園は、開園25周年を迎えた。だが、異変は26年目に入ってすぐに起きた。水族園の目玉である「大洋の航海者」水槽を回遊する魚類が、次々と死に始めたのだ。初めてのことだった。

「11月1日時点で、クロマグロ69匹、スマ52匹、ハガツオ38匹の計159匹がいましたが、12月以降、死亡する個体が増加。1月19日にはスマが、26日にはハガツオが全滅し、残るはクロマグロ3匹のみです」(葛西臨海水族園)

 急に速度や向きを変えるなどの、スマの異常遊泳が発端だった。

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