元信者による赤裸々な報告/『ドアの向こうのカルト』

社会

 ドアの向こうに立っているのはたいていは「日傘、帽子、カバン、地味なスカート」姿の女性二人連れで、「私たちは聖書の勉強をしています。どうぞお読み下さい」と小冊子などを置いてゆく。キリスト教系新宗教「ものみの塔聖書冊子協会」、いわゆる「エホバの証人」による戸別訪問だ。全世界で七百五十万人、日本では二十万人程度の信者がいると見られている。
「エホバの証人」には兵役拒否、輸血拒否、格闘技拒否などその時々の社会とぶつかってきた歴史があるが、現在、格別バッティングしているテーマがあるわけではない。

...

記事全文を読む