葉山エレーヌ、女子アナをクビになる ネット部署へ配属で「日テレを辞めてやる!」

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ママタレも厳しそう

 花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき――。『放浪記』で知られる林芙美子の言葉を聞いて、日本テレビアナウンサー・葉山エレーヌは何を思うのか。“肉食系美人アナ”で鳴らした彼女も、いまや33歳のバツイチ子持ち。このところ姿を見かけないと思っていたら、なんと女子アナをクビになるというのだ。

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 目下、日テレ局内を騒然とさせているのは、公表されたばかりの6月人事である。その理由は、

「葉山がアナウンス部を離れ、インターネット事業を手掛ける部署に異動が決まったからです。一時はうちの“朝の顔”だった彼女がアナウンサーから外れることに、驚きの声が上がっています」(日テレ局員)

 とはいえ、今回の人事に最も動転したのは、他ならぬ葉山本人だった。

「事前の説明もないままこの人事を知った彼女は、激怒してアナウンス部の幹部に迫ったそうです。ただ、人事を覆すことはできなかった。彼女の憤りは収まらず、“日テレを辞めてやる!”と息巻いていました」

 2006年に入局した葉山は、翌年に抜擢された朝の情報番組「スッキリ!!」で一躍、人気キャスターとなる。彼女を知る別の女性局員によれば、

「目立つことが大好きで、フトモモを露にしたホットパンツやミニスカート、ヒップホップ系のファッションに派手なキャップを被って出社することも多かった。もともとタレント志向が強い彼女にとって、テレビの表舞台から退く人事は受け入れがたいでしょうね」

■離婚は事後報告

 実際、音楽プロデューサーやインディカー・レーサーなど、そこらの女性タレントより派手な男性遍歴で知られた葉山は、12年にIT企業に勤める年下男性と結婚。しかし、男児を出産後、入籍からわずか2年で離婚してしまう。

「彼女がアナウンサーを外れるの? もう他人なので何とも言えませんが……」

 驚きを隠せないのは、葉山の元夫の母親である。

「離婚については息子から事後報告されただけでした。孫の顔も出産直後にチラッと見た程度。仕事は頑張ってほしいけど、女手ひとつで子育てをしながら働くのは大変だと思いますよ」

 確かに、シングルマザーとなった彼女の仕事ぶりにかつての華やかさはない。

「保育園に子供を迎えに行くので、夕方までの時短勤務を続けています。現在、彼女が担当するのはCS放送の『日テレNEWS24』や、5分間の企業PR番組くらい。原稿や台本を読み上げるだけの、新人のような仕事です」(先の局員)

 女子アナ評論家の上杉純也氏は、後輩アナの急成長が一層、彼女の肩身を狭くしているという。

「『ヒルナンデス!』の水卜(みうら)麻美を筆頭に、『ZIP!』の郡司恭子や『スッキリ!!』の岩本乃蒼(のあ)といった若手が台頭し、情報番組やバラエティ番組に葉山の居場所はありません。報道向きでもないので中途半端な立ち位置に甘んじている」

 いかに「スッキリ!!」の立役者とはいえ、アナウンス部から退場を言い渡されても仕方がない状況なのだ。葉山はフリー転身も口にしているようだが、

「1年後輩の夏目三久が独立した頃と違って、いまはフリーアナも飽和状態。しかも、局アナの3倍は稼がないと生活が立ち行かないので育児との両立は難しい。旬の過ぎた葉山は二の足を踏んでいます」(先の局員)

 女子アナと言えばテレビ局の“花”。その命もまた、短いのである。

「ワイド特集 酸っぱい経験」より

週刊新潮 2016年6月2日号掲載

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