幼妻は「紀州のドン・ファン」から離婚を切り出されていた 怪死の1週間前
愛犬の亡骸掘り起こしなど前代未聞の捜査が行われる「紀州のドン・ファン」こと野崎幸助氏(享年77)の怪死事件だが、依然としてナゾは解明されず。読み解く鍵になりそうなのは、野崎氏と22歳幼妻の“夫婦仲”。死の1週間ほど前には、妻・Sさんへ三行半が突き付けられていたという。
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著書『紀州のドン・ファン 野望篇』で、野崎氏はSさんについて以下のように評している。
〈Sちゃんはボン・キュッ・ボン、胸にはDカップを忍ばせている私の理想のナイスプロポーションのべっぴんさんであります〉
若き妻との新婚生活、さぞラブラブな日々だったと思いきや、実情はやや異なっていたようだ。今年2月にSさんと結婚して以降も、野崎氏は女性を紹介する高級デートクラブを利用し続けていたというし、急性覚醒剤中毒で急死する1週間ほど前には、
「社長は不満が山ほど溜まっていたのでしょうね。“離婚する”と告げるため、上京中のSさんのケータイに電話をかけました」(野崎氏の会社関係者)
と、夫婦生活の綻びを指摘する声もあるのだ。この時Sさんは電話に出なかったものの、代わって送られたメールを見て、和歌山県田辺市の自宅に飛んで帰ってきたという。
「社長が亡くなった後、“何が、離婚を突き付けられた原因だったの?”と訊ねたら、“それを聞く前に、死んじゃった”と言っていましたが……」(同)
このほかにも、“家事をしないSさんの愚痴を野崎氏が漏らしていた”“Sさんが『財産目当て』を宣言していた”“Sさんの「ビデオ出演」をめぐり、夫婦がケンカ”などなどの証言もある。6月14日発売の「週刊新潮」で詳しく報じる。