肝いりの「おこめ券」が不評を買っている鈴木憲和農林水産相(43)。東京大学法学部卒で、農林水産省OBであることからJAの代理人のように評されることも多いが、実は、父親が社長を務めていた会社はかつて農協系金融機関相手に訴訟を起こしたこともあるのだという。「週刊誌沙汰」にもなったという父親の過去については、地元・山形でも知る人ぞ知る話だった。これまで明かされることのなかった父親の経歴とは……。
新米の出荷が始まった後も、コメの価格高騰は収まっていない。...
こんな記事も読まれています
文科省がグローバル教育を打ち出した結果、東大の世界ランキングが下落
教育は国家100年の計である。しかし、文科省はゆとり教育の失敗を見れば明らかなように弥縫(びほう)策を繰り返し、迷走を続けてきた。そして今、同省は「グローバル教育」なるものを打ち出しているのだが、結果、東大の世界ランキングが下がる大矛盾が起きていた。
***
「若者よ、グローバル人材たれ!」
目下、政府・文科省は、大学生に対し、半ば義務として「グローバル教育」を課している。
ある教育ジャーナリストが解説する。
「2012年、政府は『グローバル人材育成戦略』をまとめ、産学官のオールジャパン体制で、『グローバル化』する国際情勢にあわせ、大学生をグローバル人材として育てる大方針を打ち出しました。...
つづきを読む