乙武洋匡氏が不倫旅行の自供についていた微妙な嘘 “部屋は別でした”

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〈このたびは私の不徳の致すところにより、多くの方にご迷惑、ご心配をおかけして、たいへん申し訳ございません〉

週刊新潮」が〈一夫一婦制では不満足「乙武クン」5人との不倫〉と題して乙武洋匡(ひろただ)氏(40)の乱れた「性活」を報じると、彼は公式サイトにこう謝罪文を掲載した。

 はじめに、ことの概要を振り返る。妻との間に、8歳の長男、5歳の次男、1歳の長女の3人の子宝に恵まれ、来る夏の参院選で自民党からの出馬が有力視されていた乙武氏。彼は昨年末から今年の年始にかけて、20代後半の美女と、チュニジアとパリを回る不倫旅行を敢行した。それとバレないように、「ダミー」の男性を1人同行させる周到さも見せていた。

 この件を乙武氏に問い質(ただ)すと、最初は「いえっ」と否定したものの、最後は観念して、その20代後半の美女を含め、長男誕生後の計5人との不倫を「自供」した、というものだった。

 こうして先の謝罪文掲載に至ったわけだが、それでも騒ぎは収束しなかった。乙武氏の早稲田大学時代の1学年後輩で、2001年に結婚した夫人が、

〈このような事態を招いたことについては、妻である私にも責任の一端があると感じております〉

 と記した謝罪文を、夫とともに公表したことが大きな波紋を呼んだのである。

■夫人の謝罪をめぐる「擁護派」と「反対派」

 夫婦のコメントを綴ったファックスが報道各社に届いたのが午前4時だったことを見ても、この夫婦同時謝罪を行うにあたり、夫人の苦しみが尋常なものでなかったことは想像に難(かた)くない。その点を慮(おもんぱか)り、乙武夫人の行動を「妻の献身」と評価する「擁護派」が現れるのも当然のことだった。例えば乙武氏の友人で、4月5日に開かれた乙武氏の40歳を祝う、ホテルでの大パーティーの発起人でもある社会学者の古市憲寿(のりとし)氏は、

〈いま僕が間違いなく言えるのは、乙武さんが奥さんや子どもたちと離れたくないってずっと思っていたし、今もそうなんだろうと〉

 こう発信し、夫婦の心情を汲んでみせた。しかし一方で彼は、2014年に乙武氏と欧州旅行をしており、

「そこにはやはり、乙武さんの20代後半の愛人が一緒にいたそうです」(乙武氏を知る関係者)

 だとするならば、彼は薄々、乙武氏の不倫に気付き、黙認していたことになる。今回、家族の紐帯を強調したのは、若干の贖罪意識ゆえかもしれない。

 他方で、タレントの鈴木紗理奈がツイッターで、

〈乙武さんなんで奥さんが謝るのだろう/浮気は彼女が悪い?不倫は妻が悪い?そーいう考え方やだ!!〉

 と、つぶやくなど、夫の不倫の責任をなぜ妻が被らなければならないのか、選挙に向け妻を利用しているだけなのではと「反対派」も声を上げ、物議を醸した。

■「もう不倫はできないです!」

「夫の不倫」とどう向き合っていくかは、もちろん乙武夫妻の問題である。しかしそれは、〈やり直そう〉(乙武氏の謝罪文より)という彼の決意が本物であればこその話だ。そもそも乙武氏は、政界進出を念頭に乱倫関係の整理を考え、年末年始に「最後の不倫旅行」をしたと語っていた。その「再スタート」の覚悟が如何ほどのものなのかを見極める必要があろう。3月20日の本誌の取材に、

「もう、もう不倫はできないです!」

 と、乙武氏は断言した。だが、彼の言葉を鵜呑みにしていいのだろうか。ちなみに彼は、年末年始の不倫旅行の際にダミー男性とは別に、不倫女性とホテルの同室に宿泊していたのだが、

「3部屋別々だった」

 と、実のところ「自供」の中でも微妙な嘘を吐いていた……。

 乙武事務所の関係者曰く、

「奥さんは、前面に出るのを極度に嫌がるタイプ」

 にも拘(かかわ)らず、恥を忍んで謝罪文を公表する勇気を振り絞った夫人の期待は、彼にとってかなり高いハードルになるに違いない。

「特集 家族は知らないホストクラブVIPルームのあるシーン 『外に子供は作らないで』と妻が漏らした外泊御免『乙武クン』の家族観」より

週刊新潮 2016年4月7日号掲載

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