紅白「大島優子」サプライズに“またコイツか”の舌打ち

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 目玉不足で盛り上がりに欠けた今回の紅白歌合戦の、唯一の「サプライズ」。それは、AKB48の出番の際、前田敦子(24)と大島優子(27)が突如として登場したことである。『フライングゲット』の時に前田、『ヘビーローテーション』の時に大島が登場し、3月に卒業を控える高橋みなみ(24)は涙、また涙。そんなシーンは、少なくともファンを喜ばせたに違いない。

AKB48の「サプライズ」の裏で……

「あの演出はNHK側が提案したもので、チーフプロデューサーもリハの時に“皆さんが驚く演出がある”と豪語していました」

 と、芸能プロ関係者。

「高橋みなみはあのサプライズのことを本当に知りませんでしたが、ダンスの立ち位置の関係上、指原莉乃など数人のメンバーは本番前に知らされていた。さらに指原が何人かに漏らしてしまったため、最終的には20人ほどが把握していた。だから白組司会の井ノ原快彦が“皆さんも知らなかったんですよね”と話を振った時、メンバーは微妙な表情をしていたのです」

 だが、そんな今回のサプライズも万人に歓迎されたわけではない。

「ステージと楽屋を結ぶ通路に設置されたモニターに映った大島の姿を見て、演歌系の事務所の人、何人かが“またコイツかよ!”と忌々しげに舌うちしていたのが印象的でした。2年前、北島三郎の紅白卒業の際に大島は自らの卒業表明を被せ、北島の事務所や演歌界を激怒させた。その前科があるので、演歌陣営が“またかよ”と怒るのは当然のことです」(同)

「特集 カメラが写さなかった『紅白舞台裏』歌合戦」より

週刊新潮 2016年1月14日迎春増大号掲載

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