いま注目されている7人の子役 芦田愛菜以上の逸材、注目度ナンバー1は7歳「加藤柚凪」

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 この春、天才子役と言われた芦田愛菜(18)と鈴木福(18)が揃って大学に進学した。二人が双子の姉弟を演じて大ヒットした「マルモのおきて」(フジテレビ)が放送されたのは12年前。現在、注目されている子役たちを紹介しよう。

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 まず名前が挙がったのは、神木隆之介(29)主演の今期の朝ドラ「らんまん」(NHK)で、主人公の植物学者・槙野万太郎の幼少期を演じる森優理斗(ゆりと=9)だ。民放プロデューサーは言う。

「神木も2歳でCMデビューした子役出身ですが、彼の幼少期を演じる子役たちも負けず劣らずの実力派です。まず森優理斗は、9歳にしてテレビドラマの出演本数が26作。NHK大河ドラマも『麒麟がくる』と『鎌倉殿の13人』に出演しました。『らんまん』では神木が不在の中、松坂慶子(70)や広末涼子(42)の熱演を押しのけ、その可愛さがSNSで話題になりました。出演は第1週だけでしたが、週が明けてスタートした木村拓哉(50)主演の月9『風間公親―教場0―』(フジ)でも赤楚衛二(29)の幼少期を演じています」

 まだ9歳なのに引っ張りだこだ。万太郎の9~12歳を演じる小林優仁(まさひと=11)も負けていない。

「吉沢亮(29)主演の一昨年の大河『青天を衝け』では、主人公・渋沢栄一の幼少期を演じてスターダムにのし上がりました。そして今期は朝ドラ『らんまん』です。つまり、11歳ながら大河と朝ドラの両方で主演を果たしたわけです。彼は他にも『ナンバMG5』(フジ)や『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』(TBS)などの人気作に出演しています」

 今期は2020年前期の「エール」以来の男性主人公だが、“女優の登竜門”と言われるNHKの朝ドラには女性の子役も多い。

将来の藤山直美

「最近の朝ドラ出身で、ゆくゆくは大女優の座を争うことになりそうな子役が2人います。まずは20年後期の『おちょやん』でヒロイン・杉咲花(25)の幼少期を演じた毎田暖乃(のの=11)です。19年後期の『スカーレット』でヒロイン・戸田恵梨香(34)の幼なじみ・大島優子(34)の娘役を演じ、翌年の『おちょやん』でヒロインの幼少期役を射止めました。クセの強い河内弁を巧みに操り、飲んだくれの父親を演じたトータス松本(56)にアドリブで蹴りを入れるという強烈な演技力で初回から話題となり、その後、ヒロインの姪役で再登場しました。昨年1月期の『妻、小学生になる。』(TBS)では、石田ゆり子(53)の生まれ変わりであるヒロイン役を演じ、主人公の堤真一(58)さえも圧倒する演技で事実上の主演を務めました。将来は藤山直美(64)クラスの“度胸の座った名女優”になると見ています」

 もう1人は、

「前期の朝ドラ『舞いあがれ!』でヒロイン・福原遥(24)の幼少期を演じた浅田芭路(はろ=9)です。病弱で気弱という毎田とは好対照な役柄でしたが、視聴者を虜にしました。福原に交代した後に“芭路ロス”が生まれたほどですが、今年1月に『リエゾン―こどものこころ診療所―』(テレビ朝日)の第2話に登場した時は歓喜の声が上がりました。伸び代も大きそうで、将来は陰陽を演じ分けられる井上真央(36)のような女優になるかもしれません」

 この春、中学生になった子役も期待されている。

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