植田圭輔 共演の滝川英治、中村誠治郎に「プライベートでは僕がお世話係になるのかな」

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 俳優の植田圭輔さんらが出演するミュージカル「しゃばけ」(2017年1月19日~29日、東京新宿紀伊国屋サザンシアター)の制作発表記者会見が27日、東京池袋のサンシャイン劇場で行われた。詰めかけたファンを前に俳優陣が意気込みを語った。

 原作の「しゃばけ」シリーズは累計712万部を超える大人気ファンタジー。著者は畠中恵さん。2001年に刊行がはじまり、現在までに15作品が刊行されている。2016年には吉川英治文庫賞を受賞し、テレビドラマや舞台、ラジオドラマ化もされている。ミュージカルは「しゃばけ」シリーズ15周年を記念して行われる。

 物語の舞台は江戸時代。主人公の一太郎(通称若だんな)は大店の一人息子。若だんなを守る手代の佐助と仁吉の二人、実は白沢、犬神という妖(あやかし)だった。病弱な若だんなは二人のサポートを受けながら江戸でおきる数々の難事件を解決してゆく――。

 主人公の若だんなを演じるのは植田圭輔さん。佐助役は滝川英治さん、仁吉役は中村誠治郎さん。

 三人はプライベートでも親交があるようで、植田さんは「滝川英治さんと中村誠治郎さんにはデビュー当時からお世話になっています。素敵な先輩方に囲まれつつ、年下ではあるんですが僕が面倒をみることになるのかなと。プライベートではお世話係を頑張りたいと思います」と笑顔で語った。

 それを受け滝川さんも「舞台では一太郎に仕える役ですが、植田くんには日頃から常に愛を注いでいて、あまり役作りがいらないんじゃないかなと思っています」と告白。中村さんも「圭輔とは普段から僕が遊んであげている」と三人の仲の良さが伺える会見となった。

 また原作で人気の鳴家(やなり)役を一般募集も含めた10~20名の子どもが演じることが発表されると、滝川さんは「姪っ子を出演させたい」と意気込んだ。

 記者会見にはそのほか、大平峻也、逢沢優、藤原祐規、川下大洋、福井将太らも出席した。

 ミュージカル「しゃばけ」は紀伊国屋サザンシアターにて2017年1月19日(木)~29日(日)に公演。チケットの販売は7月22日に発売されたシリーズ第15弾『おおあたり 記念版』(新潮社)に収録された特別先行発売(抽選・2016年9月3日[土]12:00)を皮切りに順次行われる。

デイリー新潮編集部

2016年8月287日掲載

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