宿敵「小林幸子」に見くびられた「和田アキ子」

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 豊かな経験と知識とを持ち、偉い人に対しても遠慮なく意見を述べ、忠告する人(大辞泉)――が【御意見番】の定義なら、和田アキ子(65)はいい加減に身を引いた方がいい。

ラスボスの圧勝

 1月31日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)では、「十日町雪まつり」でのPR会見の模様を紹介。特別ゲストとして、そこにいたのは宿敵・小林幸子(62)。和田の所属事務所後輩に当たる小島瑠璃子(22)とのユニット“さちるり”結成など大はしゃぎの様子を伝えたが、おきまりのアッコへの語りかけや、番組タイトルコールには小林は不在。完全に無視された格好だが、スタジオの和田は力ない笑顔を見せるのみ。

「もはや力関係は完全に逆転しました。紅白に連続出場していた頃の小林に対して、和田は“ヒット曲もないのに紅白に出続けている”などと攻撃していましたが、昨年の紅白では、小林はCDの手売りまでして若者からの人気を掴み自力で特別枠を勝ち取った。いまや、“ヒット曲もないのに”という矛先は和田に向けられていますから」(芸能レポーター)

 和田は、SMAP解散騒動に対して何も言えなかった一方、番組降板が相次ぐベッキーには、“私じゃダメかな?”と代役に立候補。

「ゴーストライター騒動の佐村河内守氏の謝罪会見では好き勝手なトークを展開し、昨年は放送倫理・番組向上機構から人権侵害の勧告を受けていました」(同)

 弱い者にしかもの言えぬ御意見番に、おまかせできることなどない。

週刊新潮 2016年2月11日号掲載

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