「浅田真央」復活を横目で見ながら「安藤美姫」がネットに載せた愛娘の顔

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 元世界女王がここまで開き直れば、いっそ清々しさを覚えそうなものだが、安藤美姫(27)に限っては節操のなさが際立つばかり。浅田真央(25)が復活劇で脚光を浴びる一方、ライバルだった彼女は話題作りに血道を上げる。たとえ愛娘をネット上に晒し、周囲を凍りつかせようとも――。

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節操のなさが際立つ安藤美姫

 その変わり身の早さには、スポーツ紙記者も首を傾げざるを得ない。

「安藤は未婚の母になると公表してから、私生活を頑なに隠し続けてきた。それが今年に入ってからは“バーゲンセール”状態です」

 確かに、一昨年4月にひまわりちゃん(2)を極秘出産した安藤は、

〈子どもの安全確保のため、顔写真の撮影・掲載を控えていただきたい〉

 と、メディアに警告を発していた。もちろん、生後間もない娘を持つ母親の心情は理解できる。マスコミの“父親探し”が過熱していたのも事実だ。だが、その禁を破ったのは他ならぬ安藤本人だった。

 今年元日、彼女の「インスタグラム」には、交際宣言をしたばかりのスペイン人フィギュア選手、ハビエル・フェルナンデス(24)と、愛娘が並ぶ3ショットが掲載されたのだ。

「それ以降は、なし崩し的にプライベートを晒し続けています。年下恋人の胸元に顔を埋めるアツアツ写真はともかく、年端もいかない娘の顔写真が続々と掲載されるに至っては、我々も呆れるばかりです。最近も、彼氏の地元であるスペインの海岸で撮影された“家族写真”をアップしています。需要があるかどうかはともかく、安藤のビキニ姿を拝むことができますよ」(同)

■テレビ出演は半減

 こうした方針転換のウラに、薄氷を踏むような安藤の現状がある、と語るのは民放プロデューサー。

「彼女は『報道ステーション』で私生児の出産を公表して話題を攫いました。そのため、彼女が愛娘の“父親”を明かす、次なる独占インタビューを狙って他局からのオファーが殺到したわけです。しかし、滑舌が悪く、機転が利かないためキャスターは任せられない。バラエティ番組で話を振られても、“う~ん……”とか“え~?”といった受け答えに終始して、織田信成のように、おバカキャラに徹することもできません」

 結果、ニホンモニターの調査では、昨年80本を超えたテレビ出演が、今年は現時点で半分に満たない数字にまで激減しているのだ。

 また、フィギュア取材を続けるジャーナリストは、

「安藤は以前から指導者になりたいと語っていましたが、その行状が業界のイメージ悪化を招くと懸念するスケート連盟関係者も少なくない。フィギュアは微妙な採点競技なので、安藤の教え子というだけで点数を抑えられる危険性は否定できません」

 さらに、今月3日のジャパン・オープンでトリプルアクセルを成功させ、復活優勝を果たした浅田の存在も呪縛になっているという。

「コーチと恋愛関係に陥ったり、シングルマザーとして自由奔放に振る舞う安藤と、天真爛漫で誰にでも愛される浅田は陰と陽の関係。比較されると、どうしても安藤のスキャンダラスな側面が目立ってしまう。もはや、それを逆手に取るしかないのでしょう」(同)

 愛娘も懐いているハビエルとの入籍について、

「そういうのは聞いたことがないです」

 と、例の舌足らずな口調で、他人事のように答えた安藤。唯一、スベらない私生活ネタを、まだまだ引っ張るしかないのである。

「ワイド特集 ふとどき者と人のいう」より

週刊新潮 2015年10月15日神無月増大号掲載

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