三原じゅん子大臣が国会を抜け出して「美容整形クリニック」に行っていた! 「国会周辺での待機」指示も、アンチエイジングへ

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美容外科に向かう三原氏をキャッチ

 会期末の土曜日に似つかわしくない緊張感が漂っていた同日、本誌(「週刊新潮」)は国会周辺で三原大臣の姿をキャッチした。2010年7月の参院選で初当選し、現在3期目。昨年10月に発足した石破政権で初入閣したご本人は、内閣府特命担当大臣としてこども政策や少子化対策、若者活用などを担う。併せて女性活躍や共生社会の分野も任命され、11月に成立した第2次石破内閣でも留任して現在に至っている。

 異例の審議が続く中、閣僚はいかなる動きを見せるのか。本誌がその行方を追うと、当日の昼下がり、三原大臣が向かった先は、永田町から直線距離で5キロほど離れた高層ビルの立ち並ぶ西新宿であった。

 とはいえ、都議選の投開票を翌日に控えた都庁を視察したわけでは決してない。目的地は、その近くにある複合施設に入居している美容外科であった――。

3時間を院内で過ごすと……

 美容外科業界の最大手「SBCメディカルグループ」が運営する「湘南美容クリニック」に三原大臣が到着したのは13時少し前。スタッフの出迎えを受け、そのまま院内へ。こちらで3時間余りを過ごした後、事務所の関係者らしき男性が運転する横浜ナンバーのワンボックスカーで立ち去っていった。その頃、肝心の国会はといえば、

「参院財金委に先立って開かれた理事会では、委員会での質疑後にすみやかな採決を求める野党に対し、丁寧な審議が必要だとする与党は応じず、協議はまとまりませんでした」

 とは、先のデスク。

「午前中から始まった委員会はいったん休憩に入り、13時過ぎから再開されましたが、採決について与野党の合意が得られなかったため、自民の三宅伸吾財金委員長が散会を宣言しました。これに反発した立憲民主ら4党は委員長の解任決議案を提出し、本会議での採決を求めたものの、与党が多数を占める議院運営委員会はこれを否決。散会が決まり、法案は会期末で廃案となりました」(同)

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