自分の好きなところに出かけて生涯終われるんだったら、末は野垂れ死んでも…証言で振り返る「渥美清」の生き方

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 日本で唯一「大衆文化担当記者」の肩書を持つ朝日新聞編集委員・小泉信一さん の連載が始まります。著作も多い「寅さん」にはじまり、酒場にキャバレー、演歌・昭和歌謡、旅芝居、さらには戦後ストリップ史に怪異伝承……取材対象の広さから、いくつもの名記事を送り出してきた小泉さんですが、自身の入院を機に改めて「死」について考え、思いを巡らせました。これまで取材で取り上げた様々な人物たちの「人生の幕引き」をテーマに、死を迎える諦念、無常観を描くと同時に、「人間の幸せとは」「どのような最期が幸せなのか」を考えたい、という思いを込めた連載です。...

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