オリーブ果実のマスリン酸なら運動との併用で「筋肉量」「握力」を維持できる!

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 社会全体もさることながら、企業活動にも今や「持続可能な社会の実現」が求められている。そんな社会課題に向けていち早く取り組んできたチャレンジの一端をご紹介しよう。

健康寿命延伸への貢献を目指すニップン

 2021年に創立125年を迎え、社名も「株式会社ニップン」に変更した同社は、翌年5月、新たに経営理念を策定した。

 人々のウェルビーイング(幸せ・健康・笑顔)を追求し、持続可能な社会の実現に貢献する──。

 ニップンは総合食品企業として、ヘルスケア事業を重点領域の一つとしており、人々が人生豊かに生きるための心身の健康維持、増進をサポートするとともに、 社会的課題である健康寿命延伸への貢献を目指している。

 さらにESG(環境・社会・企業統治)経営に向けた取り組みもその一環であり、とりわけ食資源の廃棄ロスについては従前より最重要の研究課題として力を入れてきた。

未利用資源に着目

「最初は二十数年前、健康機能に効果のある素材を商品化できないかという研究からスタートし、米糠から肌の保湿効果があるセラミドを抽出することに成功したのが始まりなのです」

 そう説明してくれるのは、ニップン中央研究所イノベーションセンター副センター長の宮下留美子さん。

「その後、必須脂肪酸オメガ3を豊富に含むアマニから、メタボに効果のある『リグナン』の抽出にも成功。そうした経験の積み重ねから、食品をつくる過程で廃棄されていた未利用資源の中にも身体によいものがあるはずで、総合食品企業としてそれをもっと有効活用できるようにしよう、ということを一貫した研究の方向性として取り組むようにしたのです」

 そこで着目したのが、オリーブ果実。もともとスパゲッティも主力商品であったことからイタリア、地中海の食品は健康によいという評価にも注目しており、オリーブにも関心が高かった。そんな折、日本で最大のオリーブ生産地である香川県の生産者と知遇を得ることになる。

「お話を伺うと、オリーブオイルを搾り取った皮などの粕は捨ててしまっていると。それはもったいない、ならばそこにもまだ身体によい成分が残っているはずと調べてみたところ、抗炎症作用のあるマスリン酸を見出したのです」

 オリーブオイルを生産販売している企業の間では、マスリン酸の存在自体は認知されていたが、それを抽出して何らかの商品化に至ったケースはなかった。

マスリン酸の素材化に苦労

「この抗炎症作用に注目し、関節や筋肉などの炎症を鎮める効果があるのではと考え、研究をはじめたのです」

 そう続けるのは、実際の研究を中心的に進めた同研究所イノベーションセンター機能性素材チーム主幹の山内優輝さんだ。

「最初に苦労したのは、オリーブの搾り粕が、かなり水分が含まれた状態である点。それをいかに腐らせずに現地から調達し、保管するかが難しい問題でした。しかも、そもそもマスリン酸はオリーブの皮の部分にごくごく微量しか含まれていないため、それをいかに効率よく抽出するかという技術の開発にも苦労しました。製品化した場合の食品としての安全性、保存性も考えて、抽出の過程では不純物を除去しつつマスリン酸の純度を高めていかなければなりません。二十数年来蓄積されてきた技術があったからこそそうした数々の難問をクリアできたのです」

 筋肉を構成するタンパク質は日々、合成と分解を繰り返しており、新陳代謝しているが、加齢などによって合成が弱まり、分解は強まる。マスリン酸には、その合成を促進させ分解を制御する作用メカニズムがあることが、研究によって明らかになったという。また、ヒトでの有効性は学術論文にまとめられ、世界初の実証成果として斯界で大きな注目を集めた。

「実証研究では大学などにも協力を仰ぎ、中高齢者の方々を対象にして、日常的に適度な運動をしつつマスリン酸を摂取することで筋肉量を維持できる、というデータを得られました(グラフ参照)」

 こうして、これまで廃棄されていたオリーブの搾り粕が高度に有効活用され、健康であり続けられるまったく新しい機能性食品として生まれ変わった。これこそまさに同社が掲げた経営理念が目指すところであり、社会に求められるSDGs実現に向けたチャレンジなのだ。

■提供:株式会社ニップン
https://www.nippn.co.jp/BrandB/rd/report/olive.html

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