M-1王者・錦鯉の半生ドラマが話題! SixTONES森本慎太郎が“頭つるつる”に!?

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「M-1グランプリ2021」(以下「M-1」)で、大会史上最年長で第17代王者となった錦鯉(長谷川雅紀・渡辺隆)。年が明けてから、テレビで見かけない日がほとんどない活躍ぶりだ。この7月からは日本テレビ系「ZIP!」内で、二人の半生を描くドラマ「泳げ!ニシキゴイ」の放送も始まった。破竹の勢いで突き進む二人。一方で「M-1」王者になって改めて見えたもの、感じた事が多々あるという。激動の年となった2022年上半期を振り返ってもらった(前編/後編の前編)。

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ドラマになった錦鯉の半生

 まずは、この7月から始まったドラマの話から。自らの半生がドラマになることに、どんな思いを抱いているのだろうか。

「本当にボクらでいいのかな?という感じです。冷静に考えると、ただのオジサンなのに(笑)」(渡辺)

「とにかく嬉しかったです。これまでの自分の人生がドラマになるなんて、なかなか、いや、まずないことですから」(長谷川)

「こういうドラマは、当事者が死んでからやるのかなと。生きているうちでもあるんだと思いました」(渡辺)

 一見すると好対照だが、互いにないものを補い合う、コンビとしては理想的な二人であることが分かるのは、昨年11月に刊行された初の自叙伝『くすぶり中年の逆襲』(新潮社)に詳しい。生い立ちに始まり、学生時代、芸人を目指したきっかけ、鳴かず飛ばずの若手時代から、2020年に49歳と42歳という「史上最年長のファイナリスト」として注目を集めてからなど、「M-1」チャンピオンになるまでの、二人の波乱万丈な人生を記している。

 ということは、同書で紹介されたエピソードがドラマの中でも使われるのか、気になるところだが、その前に、二人には心配なことがあるという。

「弟のパソコンを勝手に質屋に売ってしまった件とか、いろいろあるからね。とにかくネタには事欠かないよ」(長谷川)

「でも、放送できるのかどうか、微妙なエピソードもあるぞ」(渡辺)

「いや、いいんじゃないの。放送は朝だし」(長谷川)

「朝の意味が分かってねーだろ!」(渡辺)

俳優業も経験した二人

 年明けから、数多くのテレビ番組に出演している錦鯉だが、ドラマ出演も果たしている。その現場では、バラエティー番組にはない雰囲気に満ちており、二人には大きな刺激になったという。

「例えば二人が歩いてすれ違うシーンがあるとすると、その動作を違うカメラでも撮影する。つまり、同じ動作を何度も繰り返すことになるので、役者さんて、本当に大変だなと思いました」

 という長谷川に対し、渡辺は“らしさ”で語る。

「カメラさんが怖い」

「泳げ!ニシキゴイ」では、錦鯉の配役を少年期、青年期、現在の三つに分けている。その中で、現在の長谷川役を務めるのは、SixTONESの森本慎太郎。そして渡辺役は、渡辺大知だ。

「森本さんとは、見た目も性格も似ていて、安心しました」(長谷川)

「全然、似てねーよ!(笑)」(渡辺)

 似ているかどうかもそうだが、やはり気になるのは、「現在の長谷川」ということは、森本の頭はどうなるのか? 

「それはこれからのお楽しみです。放送は朝ですから、このドラマを見てテンションを上げて、学校や職場に向かってほしいです」

 という長谷川に、渡辺は「放送開始のころは夏休みだよ!」と言いながら、こう続ける。

「大人はもちろん、子供たちにも見てほしいですけど、大事なのは、ボクらみたいになっちゃダメだよということ。ボクらの人生は決してマネしちゃいけない。反面教師にしてもらわないと。夢があるなら早めにかなえてほしいなと思います」

 半生のドラマ化という、大きな仕事に恵まれた2022年。そもそもは、昨年の「M-1」優勝が全ての始まりだった。

デイリー新潮編集部

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