二階幹事長が自民党から受け取った「機密費」60億円 使い道は何だったのか?

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驚きとミステリーの自民党本部の収支報告書

 自民党の歴史の中で誰よりも長く幹事長職にあった二階俊博氏。自民党を一旦飛び出しながらもその老練なスタンスで自派閥を党内第3派閥に押し上げた。「来るもの拒まず」の精神は多くの国会議員を引き寄せたが、その一方で例えば総選挙時に、党公認候補がいる選挙区で自派閥の候補と戦わせるなど、いかにも自派を贔屓する強引な手法は党内で顰蹙(ひんしゅく)を買い続けた。その力の源泉をたどると、領収書の要らない「機密費」に行き当たった。(※週刊新潮2018年12月13日号掲載の記事を加筆・修正しています)...

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