日ハム「中田翔」暴行事件の被害者は「27歳中堅投手」 後輩イジりが原因か

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不調から八つ当たりか?

 だが、大事には至らなかったようだ。事件から4日後の8月8日に行われた巨人戦に、井口は登板している。

 中田自身は事件当日、一回だけ出場した後に交代させられ、以降、自宅待機となっていた。11日、球団は当面の1軍・ファーム全ての試合の出場停止処分を科したと発表した。

「今季の中田は成績不振で、素行も問題視されてきました。開幕直後の4月7日には、空振り三振後、ベンチでバットを叩きつけて破壊。さらにベンチ裏で転倒して右目を大きく腫らせる醜態を見せた。開幕から30試合で打率は2割台を切る不振で、5月17日に登録抹消されています。6月4日に一軍復帰したものの、しばらくして急性腰痛と診断され、また二軍落ち。7月27日から一軍に合流したばかりでした」(同)

 打撃不振への苛立ちから後輩に八つ当たりしたのだろうか。スポーツの場で暴力は絶対に許されることではない。

デイリー新潮取材班

2021年8月11日掲載

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