名門・東京ヴェルディで相次ぐ選手の体調不良… 背景に永井監督の“吊し上げ”指導

スポーツ 2021年07月29日

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“俺の指導のせいじゃないよな?”

 こうした意見にチームはどう答えるか。まず、ミニキャンプの実施については、

〈検討していることは事実ですが、このキャンプの実施は、通知人(※東京ヴェルディ株式会社)の幹部、強化部、永井監督等で協議をした上で、検討しているものです(中略)新型コロナウイルス感染症の蔓延状況によっては中止にすることも視野に入れております〉(代理人弁護士)

 と、キャンプ実施が永井監督の独断ではないこと、十分な配慮をしていると主張。一方、監督の“指導”と奈良輪らの体調不良との因果関係については、

〈選手がシーズン中に体調不良になっていること、選手がシーズン中に体調を崩し入院していること、選手が周囲に「サッカーを辞めたい」と話していること、といった、これまでチームが公表しておらず、サッカー選手にとってライバルチームを含むチーム外の第三者に知られたくないセンシティブな個人情報、プライバシーに関する情報が含まれています。したがって、通知人としては、貴社からの質問への回答を差し控える(後略)〉

 と、明言を避けた。先のチーム関係者はこんなエピソードを明かす。

「新潮から取材があったことは、永井監督も聞いているのでしょう。7月26日のチームミーティングでは“遥也(井出)や理仁(山本)が休んだのは俺の指導のせいだという声があるみたいだけど、本人たちは違うと言っている”と発言していました。監督のせいです、なんて誰も言えるわけないですよね」

 かつては綺羅星のごとく光輝くスター選手を揃え、Jリーグ黎明期を支えた東京ヴェルディ。名門クラブの伝統をOB監督が汚すようでは、あまりに切ない。

デイリー新潮取材班

2021年7月29日掲載

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