「雅子さんと婚約」スクープを新天皇のお耳に最初に入れたご学友の証言

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新時代の天皇像

 こうしてお付き合いを続けられて40年超。5月、殿下は日本の象徴となられた。

 どのようなご心境でいらっしゃるのだろうか。

「この1月、殿下にお会いしたのですが……」

 と竹内さん。

「冗談で“新元号、ご存知じゃないんですか”と聞いたら、“本当に知らないんです”と笑いながら否定されていました。“宮中儀礼は国民が知らないものばかりですからYouTubeなどで流したらどうですか”なんて失礼なことを申し上げたら、“そ、それは……”とビックリされていました」

 先の乃万氏も正月、御所を訪問した。その際、こんな意見提言をしたという。

「即位後もご自身の研究を続けていただきたい。限られた『水』の活用は、日本にとどまらず、今世紀の世界共通のテーマです。この点で日本がプレゼンスを発揮することが出来れば、新しい時代の天皇像を示すことになりうるのではないでしょうか、と。殿下はまっすぐに目を見つめ、大きく頷いてくださいましたよ」

「殿下」が「陛下」に変わられても、「令(うるわ)」しく「和(なご)」やかな「ご学友」との交流は続いていくことであろう。

週刊新潮 2019年5月2・9日号掲載

特集「コンパで池に落とされた! 『雅子さんと婚約』スクープに絶句! ご学友が語る『新天皇』知られざる素顔」より

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